結婚相手の条件。

前回の続き的な内容。

でもちょっと下ネタ？かもしれない。
でもエロではない。






そんなわけで相方と結婚したんですが、何だか成り行きで結婚したように見えちゃいますよね。

ぶっちゃけ成り行きです。
勢いと言った方が正しいかしら。

年齢もそろそろ落ち着きたい頃合ではありましたが、特別結婚願望が強かったわけではありません。
結婚というものに憧れてはいましたが、今すぐしたいかというとそうでもなく。
ウェディングドレスが着たいだとか、式は教会がいいとか、そういうレベル。

付き合って上手くいったら、そのうち誰かと結婚するんじゃないかなー、なんて漠然と考えていたくらいでしょうか。
そういう意味では「付き合った相手＝結婚相手」という図式は出来上がっていたとも言えます。



ただ結婚するなら、一つだけどうしても譲れないものがありました。



変な話ですが、私は自宅以外でトイレに行けません。
もともとトイレが遠い体質ではありますが、例えば修学旅行で3泊4日とかすると、1度もトイレに行きません。
あ、もちろん大の方だけの話ですよ。

つまり1週間旅行したら、1週間出ないんですよ。
そしてものすごい便秘症に陥ります。

理由は非常にシンプルです。



人前でしたのをばれたくない。

人前でするだなんて、そんなの私じゃない。



だから学校でも一度もしたことがありませんし、今まで付き合ってきた彼氏の前ですらありません。
お泊りしても、絶対出しません。

家族の前では平気なのに、何だかダメなんですよ。

したくはなるんですよ。
でもしないんですよ。
我慢できちゃうのがいけないんだな。

でも今まで誰にも聞かれもしなかったし、気付かれもしなかったんですよ。
友達も彼氏も同様です。

でも、結婚するような人にそんなこと言ってられないじゃないですか。
一生便秘とか無理。
だから結婚相手は気兼ねなくトイレに行ける人って決めていました。

でもそんな人絶対いないよ、とも思っていました。





相方のお家に泊まりに行って、最初の2泊3日はいつも通り。
次の2泊3日で相方が突然聞いてきた。



相方　「さや、お前トイレ行ってなくない？」

さや　「・・・え」



何故ばれたし！



相方　「前来た時もだよな？」



いや、まだ肯定もしてないんだが確定で話してないか！？
事実ですけど。



相方　「便秘なの？出ないの？」

さや　「う・・・いあ、その・・・出ないって言うか」

相方　「行きたいとは思うの？」

さや　「あ、いや、別に・・・？」

しどろもどろになってくると突然腕をつかまれて、相方にトイレに連行される。



相方　「見ててやるからやりなさい＾＾」

さや　「ちょ、変態か！出てってよー！」

相方　「おー、じゃあ出すまで出てくるなよ！」

さや　「む、ムリ！アイドルだからそんなことしないもん！」

相方　「アイドルでも今はみんなするんだよ！」



何かおかしくないか・・・？



結局この時は恥ずかしすぎて出なかったんですが、トイレから出てきたら相方に

「生理現象を我慢するとかあり得ないから！お前は生理でもトイレに行かないのか！？行くだろ？それと一緒！」

などとわけのわからない理由を並べられつつ、延々とお説教されました。



完全に気を許したのはこの時だろうな。
変態に負けた。